6月19日 最新医療セミナー開催  於)衆議院第一議員会館 ~新型コロナ感染症に対する再生医療戦略~

2020 年6月19日(金)、サンマリノ大使館と国際抗老化再生医療学会共催による「最新医療セミナー ~新型コロナウイルス感染症に対する再生医療的戦略~  “The Latest Medical Seminar  The potential of regenerative medicine for COVID-19」が、内閣官房参与 西川公也先生、衆議院議員 佐藤明男先生のご協力のもと、衆議院第一議員会館 国際会議室にて開催されました。参加国は23か国に及び、各国大使や大使館関係者、また自民党幹事長 二階俊博先生、自民党幹事長代理 林幹雄先生にご臨席を賜わり、多くの方にご参加頂きました。

 


衆議院第一議員会館にて 「最新医療セミナー ~新型コロナウイルス感染症に対する再生医療的戦略~」

今回のセミナーは、今一番の関心事であり問題である“新型コロナウイルス”をテーマに、国際抗老化再生医療学会理事長、佐藤茂先生を座長に迎え、東京慈恵会医科大学の鐘ヶ江教授、及びサンフィールドクリニックの太田院長にご講演頂きました。

講演に先立ち、佐藤茂座長からは日本と中国それぞれで間葉系幹細胞を使った治療を計画、実施している事、また中国では重篤な肺炎患者に投与する治験において既に良い結果を得ていることが発表された最新のニュースが紹介され、講演セッションへと進みました。

講演では鐘ヶ江裕美教授がCOVID-19の特異性について、太田院長は間葉系幹細胞における新型コロナウイルスへの治療効果の可能性についてそれぞれご講演頂きました。

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【講演プログラム】

◎座長挨拶

 国際抗老化再生医療学会 理事長 佐藤茂先生

 「New Corona virus infection by using regenerative medicine」

 

【セッション1】

東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 基盤研究施設 教授 鐘ヶ江裕美先生

「COVID-19 from a virological point of view」

 

【セッション2】

サンフィールドクリニック 院長 太田裕貴先生

「The potential of regenerative medicine for COVID-19」

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講演では、鐘ヶ江教授から新型コロナウイルスとはどのようなウイルスであるかについて、過去のSARS、MARSなどとの比較を通じて具体的にご説明頂きました。

また、今後更に地球規模での温暖化が進むことにより、人類が未知のウイルスに出会う可能性があること、そしてそのウイルスがグローバル化し早いスピードで世界に蔓延する環境があり、今回の新型コロナウイルスと同様に、未知のウイスルに対して盲目的に恐れるのではなく、正しく理解して対応することの重要さ、また同時に患者のその後も継続してウォッチしてゆくことの大切さ、それ故にサーベイランスと、ウイルス基礎研究が大変重要であるという、大変興味深いお話を頂きました。

 

 
「COVID-19 from a virological point of view」  鐘ヶ江裕美教授

 

太田院長からは、間葉系幹細胞を新型コロナウイルス感染症治療に使うことの可能性についてご講演頂きました。間葉系幹細胞を使う治療は、新型コロナウイルスの問題が出る以前から循環器疾患に対する治療として注目、臨床治験が始まっており、そのためCOVIT-19の肺炎患者にも効果が期待されています。間葉系幹細胞を使うことの安全性の高さ、炎症を抑える効果、また過度の免疫抑制効果があることから新型コロナウイルス感染症が体内に与える影響、また現在重篤患者へ投与しているいくつかの既存薬との比較などの角度からお話頂きました。

また、新型コロナウイルスによる重症化の問題の1つに血栓症による脳梗塞もあることから、幹細胞投与が血管の保護、改善について、サンフィールドクリニックで行っている間葉系幹細胞投与治療のデータを元に分析、説明されました。

 

 
「The potential of regenerative medicine for COVID-19」 太田院長

 

 

この度の新型コロナウイルスの感染拡大は、経済がグローバルに展開する現代において、もはや一国だけの問題ではありません。現在有効なワクチンの開発が待たれる未知のウイルスでもあり、参加者からも質問が相次ぎました。本日出席頂いた皆様にとって、最新の知識を共有することができ、大変有意義なセミナーになったと感じております。

 

この度は、駐日外交団団長 サンマリノ共和国特命全権大使であるマンリオ・カデロ大使にご尽力頂き開催に至りました。また、ご臨席賜った二階俊博先生からは、当会執行理事の劉効蘭へこのような日本発信の最新医療的戦略を積極的に世界へ向けて行うべき、というお言葉も頂き、世界へ向けた発信、交流と協力を更に深める決意を新たにする機会ともなりました。

国際抗老化再生医療学会は今後もこのようなセミナーを積極的に開催して参りたいと思います。

 


自民党幹事長 二階俊博先生と共に(当会執行理事 劉効蘭)

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