オーストラリア先住民アボリジナルの植物利用 ―香料・薬用としてのレモンマートル lemon myrtle
解説
オーストラリア先住民アボリジナルの植物利用―香料・薬用としてのレモンマートル lemon myrtle
劉 効蘭 ,宮口 光太郎 ,戴可嘉 ,岸川 テル子
WAARM Journal, 2022; 4: 21–31
Key words:アボリジナルの植物利用,レモンマートル,香料,薬用
Abstract
The Aboriginal plant is needs for survival of Aboriginal peoples for over 40,000 years. Aboriginal peoples used plants for food, tools, utensils, ceremony, hunting, medicine and everyday life.
Lemon myrtle (Backhousia citriodora) is an ingredient from a subtropical plant only found in Australia and has been used for medicine and flavoring. Aboriginal peoples used the leaves of lemon myrtle for tea or skin care, wound healing. Recently, lemon myrtle used in tea blends and beverages, biscuits, pasta, flavored oils. Essential oil has antibacterial,antifungal and antivirus activity, has several uses in cosmetics and aromatherapy. It used ranges from soaps, shower gels to lip, apply lotion, shampoos, deodorant spray and aroma oil.
Key words: アボリジナルの植物利用,レモンマートル,香料,薬用
はじめに
アボリジニの植物は、アボリジニの人々が 40,000 年以上生き残るために必要なものです。 アボリジニの人々は、食物、道具、道具、儀式、狩猟、薬、そして日常生活に植物を使用していました. レモンマートル (Backhousia citriodora) は、オーストラリアでのみ見られる亜熱帯植物の成分で、薬や香料に使用されてきました。 アボリジニの人々は、レモンマートルの葉をお茶やスキンケア、創傷治癒に使用していました. 最近では、お茶のブレンドや飲料、ビスケット、パスタ、フレーバー オイルにレモン マートルが使用されています。 エッセンシャル オイルには、抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用があり、化粧品やアロマセラピーでいくつかの用途があります。 石鹸、シャワージェルからリップ、ローション、シャンプー、デオドラントスプレー、アロマオイルまで幅広く使用されています。